Facebook広告を運用する上で、非常に重要なのが「ピクセル」です。
これをちゃんと設定しないと、Facebook広告を使うメリットを活かせません。
ですが、
聞き慣れない言葉だし、
入れることでどうなるのかも分かりづらいし、
初心者の方が入れると間違っていたりすることも多いのが
このピクセルです。
今回の記事では、Facebookピクセルの入門編として、記事をまとめています。
では動画をごらんください。
Facebookピクセルとは?
Facebookピクセルを一言で言い表すのであれば、
「GoogleにとってのGoogle Analytics=FacebookにとってのFacebookピクセル」
ということです。
あまり知られていませんが、Google Analyticsが入っているサイトは、サイトにアクセスしたユーザーの特定の情報をGoogleに送信しています。
Googleが、あんな高機能な分析ツールを無料で提供している理由の一つは、ユーザー情報を収集するためです。
一応、個人を特定できる情報は収集されていないことになっているのでご安心を。
で、Googleはそうした情報を、おそらく広告の配信システムに反映させているわけです。
これと同様のことをFacebookもやっています。そのために入れる必要があるのが、「Facebookピクセル」ということです。
Facebookピクセルが埋め込まれているページに訪れたFacebookユーザーはFacebookに記録されます。
そのアクセスデータを元に、広告の最適化や、ターゲティングの調整を行うことができるのです。
Facebookピクセルを入れる場所は?
さきほど、「FacebookピクセルはGoogle Analyticsと似たようなもの」とお伝えしました。
ですので、Google Analyticsと同じ場所に入れればOKです。
多くの人は</head>直前に入れていると思います。その場所でOKです。
アナリティクスの前でも後でもどっちでも大丈夫です。
個人的にはFacebookの方が好きなので、前に入れています。
Facebookピクセルの機能
Facebookピクセルの機能を一言でいうと
「Facebookが派遣する監視カメラ」です。
ピクセルは、基本的には一つの広告アカウントにつき一つです。
そのピクセルを、あなたが扱っているアフィリエイト商品のLPとサンクスページに入れてもらうと、
・その商材のLPやサンクスに到達した人のオーディエンスを自分のアカウントに溜めることができる
・そのオーディエンスをもとに、類似した人をFacebookが選んでくれて、そこに広告を出せる
・その商材のLPやサンクスページへの到達が最大化するようにFacebookが自動で広告を配信してくれる
などの利点があります。
それぞれの機能の具体的な設定方法については、別記事にまとめていますので、ご参照ください。
Facebookピクセルの効果的な使い方
Facebookピクセルは仕組みを深く理解した上で活用する必要があります。
大事なのは、「類似オーディエンス」を使いこなすことです。
どこにピクセルを入れ、どこのオーディエンスを記録し、それに対してどのような広告を出すか。
ピクセルを駆使すれば、それが自由自在になります。
例えば、「自分のサービスを売っていきたい」という人であれば、
自分のサービスの販売ページにピクセルを入れて、
「その販売ページに来た人」を記録し、その類似オーディエンスを作ることで、
自分のサービスに興味を持っていそうな人に集中的に広告を出すことができます。
この辺のテクニックについては、おいおい詳しくご紹介していきます。