Facebook広告のキャンペーン・広告セット・広告のそれぞれの意味と使い分けの考え方|Nao's Blog
広告運用

Facebook広告のキャンペーン・広告セット・広告のそれぞれの意味と使い分けの考え方

いざFacebook広告を出そうと思った時に、最初につまづくのが
「キャンペーンとか広告セットとかなんやねん!」
という部分だと思います。

公式ガイダンスは、よくわからない用語で書いてあるし、
がんばって用語を理解しても、使い分けまでのイメージが湧きづらいですよね。

実際、使い分け方はアナタ次第、ってところではあるんですが、
最初はそんなこと言われてもよくわからないと思いますので、
Facebook広告の全体像を踏まえながら、
私のオススメの使い分けについて解説していきます。

Facebook広告の「キャンペーン」の意味や機能、使い方

Facebook広告の「キャンペーン」は一番大きなくくりになります。

一番最初にいろいろ画面が出てきて、見慣れぬ言葉で戦意喪失する方が多いようです。

これですね。

どれにしたらいいか迷いますね。

これについてFacebook広告の全体像を踏まえながら、簡単に解説していきます。

キャンペーンの意味

キャンペーンの意味は、上の画面が示すとおり、
「マーケティングの目的」を決めるものです。

基本的に、この画面に表示された目的を最大化するようにFacebookが配信先を最適化してくれます。

広告費を投じることで、何をしたいのか?

これによって選ぶべきボタンが変わってきます。

キャンペーンの機能

コンバージョン

色々ありますが、基本的に使うのは
「コンバージョン」の広告です。

これが便利なのは、
「自分が指定したURLに到達した人」をFacebookが自動で分析してくれて、
そのURLに到達する人の数が最大化するようにFacebookがやってくれるところです。

例えば、
物販であれば「販売完了後のサンクスページ」
メルマガ登録であれば「登録完了後のサンクスページ」
を最大化するように設定しておけば、
あとはFacebookがユーザーを分析して勝手にやってくれるのです。

トラフィック

「トラフィック」についても理解しておきましょう。

トラフィックは、「自分が出した広告をクリックしてくれる人数の最大化」の意味を持ちます。

Facebookが、とにかくアクセスを流すことだけに集中してくれます。

ただし、これの問題点は、「なんでもかんでもクリックしちゃう人」にもたくさん配信されることです。

クリック先のコンテンツがよほど魅力的であれば良いですが、
基本的にこのタイプの広告から入ってきたユーザーは、
あまりコンテンツを読んでくれないので、
成約につながりにくかったりします。

というわけで、これについては使い方をよく考えた方がいいですね。

ブランド認知

これは面白い機能です。

Facebookのロジックで、
「2日後にこの広告を見たことを覚えていると想定される人」
を最大化してくれます。

とにかく、自分のやっているサービスの存在を世の中に知らしめる必要がある場合、
これを使うとかなり安く広められます。

その他のキャンペーン

その他は使いどころが難しいと思いますが、一応紹介しておくと
「認知」
リーチ=とにかくリーチ数の最大化だけを目指す。

「検討」
エンゲージメント=「いいね!」をたくさんもらえるようにする
アプリのインストール=アプリのインストールを直でできるようにする
動画の再生数アップ=動画の再生数最大化
リード獲得=クーポンなどのオファーを提示して、顧客情報を得る
メッセージ=メッセンジャーによる問い合わせを最大化

「コンバージョン」
カタログからの販売=通販業者がカタログを登録し、FB上で販売できるようにする(FBが売れ筋を勝手に判断して推してくれるので、通販業者にはおすすめです)
来店数の増加=お店の情報を入れ、地域に特化して配信してくれる

キャンペーンの使い方

基本的にコンバージョン広告を使うことが多いと思います。

アフィリエイターであれば、商品ごとにキャンペーンを変えるとよいかと思います。

通販業者であれば、ブランド認知も結構使えますよ。

Facebook広告の「広告セット」の意味や使い方

キャンペーンを設定した後、次に広告セットを設定する必要があります。

広告セットの意味

広告セットは、キャンペーンの目的を達成するための方針を決める場所と思ってください。

例えば、
・誰をターゲットにして配信するのか?
・いつ配信するのか?
・誰に向けて配信するのか?
このあたりを決めていきます。

配信ロジックを設定する、重要な部分になります。

広告セットの機能

機能としては、
・広告の目標の設定
・オーディエンスの設定
・予算の設定
・配信先の設定
があります。

一つ一つ、それなりに奥が深いので、また別記事で詳しく設定については紹介していきます。

広告セットの使い方

ここで広告がうまくいくかどうかが決まるといっても過言ではないです。

配信先だけ変えてA/Bテストしたり、
オーディエンスを変えてA/Bテストしたり、
様々な配信を試す場です。

あとはなるべくオーディエンスをかぶらせないように設定すると良いです。

Facebook広告の「広告」の意味や使い方

ここは迷う人はあまりいないと思いますが、念のため解説していきますね。

広告の意味

広告は要するに「ビラ」です。

どんな画像にして、
どんなコピーにして、
どんな反応が得られるか

いろんな画像や動画をためして、一番費用対効果の良い広告を作っていきます。

広告の機能

機能としては、
・動画
・画像
・スライドショー画像
・複数画像
などを広告クリエイティブとして設定できます。

フルスクリーンエクスペリエンスというのもあって、FBのアプリ上でそのまま広告LPを作れる機能もあったりします。

さらに、店舗をやっている人などは、オフラインへの誘導についても、広告効果測定ができます。

これもかなりアツいですね。やっている人が少ないので。

広告の使い方

広告クリエイティブはとにかくいろんな形で出稿してみて、自分の勘をやしなっていくと良いです。

また再生回数が多かったり、いいねが多かったりする広告は、それだけ費用対効果が出ている広告ともいえます。

いいものは、そのエッセンスをどんどんパクっていくべきです。

Web広告はすぐ数字に結果があらわれるので、おもしろいですよ。

広告の数字の見方についても、のちのち解説していきますね。

ABOUT ME
nao
東京大学卒業後、メガバンクに勤務。在職中に副業としてアフィリエイトを開始。報酬が青天井の世界にのめり込み、独立。現在は、コンサルから縁を頂いた某メーカーの代表として経営実務にも従事。副業・個人事業・会社経営それぞれのフェーズで必要なマインドセット・ノウハウについて、実体験に基づく良質な情報を発信していきます。

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