こんにちはNaoです。
今回の記事では、Facebook広告でよく見かける指標について解説をしていきたいと思います。
始めたばかりのころは、こういう指標を理解して使いこなすことも結構たいへんですからね。
ぜひこの動画をみて、使いこなせるようになってください。
リーチ数とはなにか?
リーチ数とは、広告が届いた人の数です。
AさんとBさんとCさんが広告を見たのであれば、リーチ数は3です。
Aさんが仮に10回広告をみても、リーチ数は人間の頭数なので、この場合3です。
インプレッション数とはなにか?
一方、インプレッション数は、広告が表示された回数のことです。
Aさんが10回見ていたのであれば、その10回をしっかりとカウントします。
なので、インプレッション数はリーチ数よりも必ず大きくなります。
CPMとはなにか?
CPMというのは、1000インプレッションするまでにかかる費用のことをいいます。
1000回表示されるまでに、広告が2000円かかったのであれば、CPMは2000円ということになります。
Facebookに限らず、web広告は、限られた広告枠の値段が需要と供給のバランスで変動します。
3月など、企業が広告予算を消化するときは、広告を出したい人が増えるので、広告費があがるとよく言われるのですが、これは、限られた枠にたくさんの広告出稿の需要が出てくるために、単価があがるためです。
その時に上がるのがCPMです。
なので、CPMは自分の力では基本的にはどうにもなりません。
ただし、Facebookは「良い広告」を優遇しますので、同じ条件であれば「良い広告」のほうがCPMは安くなります。
その点においては、自分の力でなんとかなると言えなくもないわけです。
CTRとはなにか?
CTRというのはクリックスルーレートのことです。
広告表示に対し、何回クリックされたか?ということを割合で示したものです。
計算式で言えば、
クリック数÷インプレッション数×100=CTRです。
これは人間がクリックしたくなる割合なので、あなたがいいクリエイティブを作れば作るほど、CTRは高くなります。
CTRは結構重要です。
アフィリエイトでいえば、類似1%のオーディエンスを使う場合は、CTR3%は欲しいです。
ノンタゲであれば、1%ほしいです。
これを一つの基準にして、クリエイティブを作り込んでみると良いですね。
CPCとはなにか?
CPCはクリック単価のことです。
少し数学ができる人は、CPCはCPMとCTRという2つの変数を持つということが分かると思います。
数式の話はしないですが、理解しておくとよいです。
CPCはいずれ高くなっていきます。
その時に、適切に最適化がかかったことによりCPMが上がっているのか、広告の評価が下がってCPMがあがっているのか、CTRは下がっていないか。
こういったことをよく見極めて、CPCがあがった真の理由を突き止め、それに対応してまたテストを繰り返していく、ということが重要になります。
フリークエンシーとはなにか?
フリークエンシーとは、一人あたりが平均何回広告を見たか?ということを示す指標です。
インプレッション数÷リーチ数=フリークエンシーです。
正直これくらいはサクッと理解してほしいので、解説は省きます。
関連度スコアとはなにか?
関連度スコアとは、Facebookが独自につける広告の評価スコアです。
これが高いと、配信しているオーディエンスにとって良い広告、ということになります。
関連度スコアが10あると、配信は結構安定しますね。
逆に低いと、アカウント停止だったりCPM高騰の原因になったりするので、クリエイティブの見直しが必要です。
まとめ
このあたりの指標をちゃんと読み込んで使いこなせるようになると、自分が出している広告の何が問題か分かるようになります。
Facebookって、アメリカでも超優秀な人が就職して、日々システムの改善を行っているわけです。
確かに審査落とされてムカついたりすることはありますが、彼らはどんどん物事を良くしていこうとしています。
本来的にはFacebookは我々広告主の見方です。
ですから、Facebookが用意してくれている指標を見れば、対応策は自ずと分かるようにできています。
そうなるためにも、前提となる指標に関する知識は必要なので、この記事はよく読んでおいてくださいね。