とても長い間、このブログを放置してしまっていました。
ビジネス的にいえば、このブログは顧客リストを集めるための集客ブログで、実はこのブログからぽつりぽつりと顧客リストは集まっていて、そのなかからお仕事になる方もチラホラ出続けており、こんなに放置していても集客できるブログってすごいなと改めて思っていたところです。
ただ、ぽつりぽつりでは、売上は微々たるもの。
じゃあどうしていたかというと、僕は全く別のビジネスを、別ルートでやっていたのです。
不思議です。
このブログを始めたのは2年ちょっと前。
2年ちょっとで、これほどまでに仕事が変わるのか、という驚きがあります。
いまやっているビジネスは、きちんと形になったら、このブログではないどこかでガンガンマーケティングもして広げていくことになると思います。
僕がいわゆる「ネットビジネス」という業界に足を踏み入れたのは2015年。
顔を出さない、若干あやしげな雰囲気を放つ、謎に稼いでるっぽいひとのブログを読んでは情報収集をしていました。
狭いようで広いネットビジネス業界なので、僕はすべてを見渡せているわけではないのですが、そうした「アングラ感」漂う時代は、もう終わっているのだと感じます。
そんななか、このブログはそんな前近代的ネットビジネス業界の遺物ともいえるくらいの存在で、僕はすっかりこのブログとの向き合い方がわからなくなってしまいました。
ここ最近、50代くらいの方といっしょに仕事をする機会がよくあります。
彼らの持ってくる資料や、販促チラシを見ると、時代を感じます。
当時僕がアフィリエイトで書いていた記事を読むと、時代を感じます。
いま僕がメインで取り組んでいるツールも、とても時代を感じます。
何が言いたいかというと、時代の移り変わる速さは、どんどんどんどん加速している、ということです。
1〜2年前に「Youtubeがヤバい!」と言われていたのが、もう「音声SNSがアツい!」になっている。
もちろん、本質はいつだって同じです。
「人が集まるところで商売をして、人に価値を提供して対価をもらう。」
この本質は変わらない。
けど、どのプラットフォームでそれを言うかによっても受け取られ方が変わってくるし、どんな雰囲気でどんな人がそれを言うかでも、いまや捉えられ方が大きく変わってくる。
ここにたって僕が思うのは、「起業家はひとところにいてはいけない」ということです。
僕は独立した時、二人の尊敬する大人に同じことを言われ、それが自分を束縛していたことがあります。
何を言われたかというと「一生続けられて、自分の魂をおける仕事をしろ」ということです。
確かにそうだ、と当時は思いました。
でも、今の時代を見て思うのは、この考え方もそもそも前近代的な考え方だよなと。
もう「一生続く前提」なんてない。
だから、常に時流を見極めて立ち位置を変えていく必要があるのだと思います。
ひとところに居続けて、そこに居心地の良さを感じてしまったら、波に乗り遅れる。
そんなことを考えていたので、このブログどうしよっかな、という感じです。
とりあえず久しぶりにそんなことを書いてみました。