今回は、Facebook広告アカウントの作り方について解説していきます。
手順を文字に落とすと、以下の通り、非常に単純です。
・Facebookビジネスマネージャの左上のメニューから「すべてのツール」→「ビジネス設定」とすすむ。
・左のメニューの「アカウント」内、「広告マネージャ」をクリック。
・青い「追加」のボタンをクリック。
・「新しい広告アカウントを作成」をクリック。
・日本時間・日本円に設定。
とやっていけばOKです。
以下、広告アカウントに関する小ネタを追記していきます。
広告アカウントの作成上限数をチェックすべし
左側のメニューで「事業情報」を選ぶと、上のような画面になり、広告アカウントの作成上限数を見ることができます。
おそらく当初は1になっているはずですが、
課金していくと上限が増えていきます。
通常であれば5まではすぐに増やせますので、
課金したらこまめにチェックして、
増やしておくとよいです。
というのも、
「ビジネスマネージャ内に一つでも停止された広告アカウントがあると、新しい広告アカウントを作れない」
というルールがあります。
なので、
「停止を受ける前に、広告アカウントは作れるだけ作っておく」
というのが停止リスクを抑えた正しい運用方法となります。
参考記事↓
>>Facebook広告アカウントの作成上限を800個まで引き上げる方法
こちらの記事に記載してある方法を使えば、上限数を800個にすることが可能です。
資金に余裕のある方は、ぜひともやっておくことをおすすめします。
広告アカウントはどう使い分けるべき?
よく受ける質問が、
「広告アカウントをどう使い分けるべきか?」
という質問です。
私としては
「扱う商材一つに対し、一つの広告アカウントにすべき」
と考えています。
Facebook広告運用において、いちばん重要なのは
「アカウント停止リスクのマネジメント」といっても過言ではありません。
一つの案件が黒字化し、毎日利益を上げていたものが、突然止まる時の絶望感と言ったらありません。
仮に3つ黒字化した案件があるならば、それぞれ違うアカウントで運用されていることが望ましいです。
3つ同じアカウントで運用しているときに、1つの案件が原因でそのアカウントが停止されてしまうのは、非常にもったいないことです。
こうしたリスクを避けるためにも、運用するアカウントは分けたほうがよいですね。
しばらくすると利益が取れなくなってきますが、その際も、同種類の案件をそのアカウントで運用すれば、オーディエンスを流用することができます。
さらにいえば、自分のスキルを向上させるためにも、なるべく幅広いジャンルを経験して、それぞれのアカウントで1商材ずつ運用していくのがよいです。
>>Facebook広告のキャンペーン・広告セット・広告のそれぞれの意味と使い分けの考え方