こんにちは。Naoです。
最近は、Facebook広告で調子のいい案件は放置、その他は他アドネットワークでテスト、という感じだったので、あまり使わないFB広告の機能に着目していなかったのですが、ふと見慣れない文字を見つけて、「おおっ!」となったので共有します。
「ランディングページビュー」に最適化してくれる機能のことです。
今回はこの機能の解説と、コレにより何が起こるのか?ということを解説していきたいと思います。
ランディングページビューとは?
ランディングページビューとは、従来のリンククリックという計測方法とは違い、「ランディングページがしっかり読み込まれた状態」を計測してくれます。
厳密なロジックはわかっていませんが、おそらくランディングページの一番下まで表示されて初めて1カウントがつくものと思われます。
ランディングページビューに合わせて最適化すると、リンククリックよりもひとつ下位のファネルステップで最適化されます。リンククリック最適化では、広告をクリックする可能性が高い人を見つけます。ランディングページビュー最適化では、広告をクリックしたあとランディングページの読み込みを完了する可能性の高い人を見つけます。
Facebook公式より
つまり、リンククリックの最適化よりも、より熱意の高いユーザーを認識してくれるわけです。
ただ、短いランディングページだと、ほぼリンククリックと変わらないです。
一方、長いランディングページだと、だいぶリンククリックと乖離がでます。
下まで読む人が少ないので。
これはなかなかに画期的だなと。
ランディングページビュー最適化で何のメリットがある?
リンククリックの最適化には問題があって「誤クリック」も含まれてしまいます。
興味なくても、なんでもかんでもクリックしてしまう人間が一定数いるんですね。
そういった人も含めた上での最適化になってしまうと、やはり精読率は下がってしまいます。
一方で、ランディングページビューの最適化により、ページを下までしっかり表示してくれた人に最適化していけば、ちゃんとランディングページの内容を一度は読んだ人をしっかり記録してくれるわけです。
これ、「だったらページ下の遷移ボタンで飛んだあとのURLで最適化かければいいじゃん」という考えも確かにあるんですが、「ボタンを見てから押すor押さない」の判断には、ものすごく大きなヒントが隠されています。
たとえばですが、「ランディングページビューをしたけど、ボタンを押さずに遷移しなかった人」というオーディエンスを作り、そこに対して有効な施策を打てれば?
取り逃した熱意の低い見込み客を再度囲い込むことが出来るかもしれません。
この機能はなかなかに素晴らしいです。
できれば、URLのカスタムコンバージョンでも「遷移」「ビュー」で二段階つけてくれると嬉しいんですけどね。
Facebookのこれからに、まだまだ期待ですね。