コロナで大変な店舗経営者が2時間で決済ツールを導入して前売りチケット販売を始める方法|Nao's Blog
コラム

コロナで大変な店舗経営者が2時間で決済ツールを導入して前売りチケット販売を始める方法

新型コロナウイルスによる、政府・自治体からの自粛要請が延長になりそうですね。

個人的に、1ヶ月程度の自粛であれば、ミクロに見れば多くの小規模事業者にとって「チャンス」と捉えうる事象と考えていました。

というのも、

  • 1ヶ月まとまった時間ができる(新商品開発など)
  • 補助金や融資などで実はキャッシュを手に入れられる
  • 新たな販路や顧客との関係性が生まれるチャンス

などが考えられるからです。

実際「テイクアウト文化」が広まりましたよね。

また、この期間に来てくれたお客さんとの関係性をきちっと構築するチャンスでもあります。

あとはこんなニュースがあって、

引用元:マイナビニュース(https://news.mynavi.jp/article/20200428-1025255/)

広告のアイデアが浮かぶ人間は強いなと実感できたりもしました。

このニュース、「赤字でも入手困難なマスクを売るよ!」という話題性でサーバーダウンするほどアクセスを集め、ついでにスマホアクセサリーに興味を持ってもらうという戦法です。

マスクを転売して小銭稼ぎするレベルの人は、倫理的な点を除いてもアホですが、こういう使い方をすれば、誰しもが喜ぶ小さなビジネスモデルを構築できるわけです。

前置きが長くなりました。

そんなことを思いつつも、そろそろ「見方を変えればポジティブに捉えられるよね、なんて言っている場合じゃなくなってきたな」と個人的に感じ始めました。

引用元:LINE NEWS

これは苦しいでしょ、と。

新人銀行員が最初に研修で習うことに次のようなものがあります。

「現預金水準は、月商の約2倍が適切」
「これを超えるような融資は好ましくない」

と。

要するに、「金を貸すにしても現金がジャブつかないよう、月商の2倍くらいまでしか貸すんじゃないよ」という教えです。

つまり、融資を受けている企業ですら、月商の2ヶ月分くらいしか現金を持っていない。

いわんや、融資を受けていない企業をや、です。

1ヶ月商売を止めたら、多くの事業者はキャッシュが尽きます。これが紛れもない事実なんです。

そこへ補助金や緊急融資やらで、実は多くの人が1ヶ月マイナスになる分以上の金融支援を受けられる可能性が高かったので良かったのですが、さらにもう1ヶ月はキツイでしょと。

そしてこの感じだと、本当にあと1ヶ月で終わるのか、という問題も出てくる。

そんな問題意識から、掲題に沿って冒頭で紹介した動画を撮った次第です。

前売りチケット導入で、店舗経営者は資金繰りをなんとかしよう

いま、UBER EATSの利用者が急増しています。

ですがこれには問題点が3つあって

  • 手数料30%近くあって、高い
  • 結局、店に出ないといけない(=感染防止策の移動の自粛として不完全)
  • UBERのプラットフォーム内で競争にさらされる

わけです。

それを解決するのが「自前で前売りチケット販売体制を整えること」なのです。

やることは

  • stripeという決済サービスに登録
  • wordpressと紐付ける
  • チケット商品を作る
  • 常連さん、お得意様に連絡して販売する
  • 数日後に入金されるのを待つ

これだけ。

この導入、2時間もあればPC素人でもできます。

それを動画で解説しています。

僕はデザインセンスがなく、プログラミング知識がないので、ちょっと違和感のある出来上がりになってしまいますが、まずは「お金を動かす」ことが大事です。

デザインやプログラミングはできる人に頼んでください。

緊急事態宣言の延長で、諦めてしまう前に、少しでも多くの人に動画をみてもらって、一歩動いてもらえればと思っています。

みんな、特別定額給付金10万円は、いますぐ使え

国民一人当たり、一律で10万円が支給されます。

過去には地域振興券だったりリーマンショック後の給付金がありますが、1〜2万円程度。一回の買い物で消えます。

今回は10万円です。5月中には数兆円のお金が、日本国の家計に増えます。

このお金の使い方が問われます。

中には、その10万円をなんとか生活費の足しにしようという方もいるでしょう。

一方で、10万円を「ただのボーナス」と感じる人も、相当な数いるはずです。

そういう人は、どうかそのお金を即座に使って、経済を回すことに協力してください。

また「金持ちはもらうな!」という意見もあると思いますが、もらわずに余る金を国にプールしておく方が無駄です。

金持ちは遠慮なくもらって、即座にそのお金を使うべきです。

かと言って、そうそう欲しいものがあるわけでもない。

じゃあどうするか?

いま休業している贔屓のお店や、よく通う美容室、洋服屋で「前売りチケット」が販売してたらそれを買って支援しましょう、という話です。

なので、多くの店舗経営者が独自の前売りチケット販売システムを用意すべきなのです。

やけくそで営業開始する前に、ぜひ前売りチケット販売を

店舗経営者の方の中には「自粛なんて従ってられるか!5/6から営業する!」という人も多くいると思います。

それを止める権限は誰にもありません。

自粛がコロナ収束に本当に有効か?という議論もあります。

けれども個人的には、そういう人が増えて、結局収束しなくなって、また延長になったらどうするんだ?という不安が残ります。

誰もそうならないと確証を持って言える人はいません。

いま、

学生は、学校へいけません。
オリンピックは早々に延期になりました。
来年の開催すら危ぶまれています。
インターハイは中止になりました。
夏の甲子園も中止の危機です。
大学スポーツも中止の危機です。

その大会に、人生をかけてきた多くの選手・学生の気持ちを思うと、涙を禁じ得ません。

仮に日本人がコロナに強い遺伝子構造だったとしても、政治家は簡単に自粛解除を打ち出せないでしょう。

現実問題として、コロナをきちんと収束させないと、社会は次に進めない状況になってしまっている。

だったら、そうなるように、自粛協力するしかないのだと僕は思います。

その中でも、まだまだできることはあるよ、というお話でした。

いずれにせよstripeは決済ツールとして神なので、みんな入れたらいいと思います。

何か「相談したい」という方がいたらメルマガ登録後にメール返信の形でご連絡いただければ幸いです。

ABOUT ME
nao
東京大学卒業後、メガバンクに勤務。在職中に副業としてアフィリエイトを開始。報酬が青天井の世界にのめり込み、独立。現在は、コンサルから縁を頂いた某メーカーの代表として経営実務にも従事。副業・個人事業・会社経営それぞれのフェーズで必要なマインドセット・ノウハウについて、実体験に基づく良質な情報を発信していきます。

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