今回はとても自己啓発チックな話になります。
仕事でも私生活でもなんでもそうなのですが、人生の画素をあげるというのがとても大事だと僕は思っています。
この記事では、そんなような話をしたいと思います。
人間には、人生の画素数が「高い人」と「低い人」の2種類がいる
いろんな人と仕事をしていて思うのは、人によって現実を見る力がマチマチだということです。
僕なりの解釈として、それは「画素が高い」「画素が低い」という、その人の脳の認知機能による差であると感じています。
もちろん、脳科学や認知心理学などで「画素」という概念が紹介されているものではありません。
僕なりの感覚です。
抽象的に説明しても分かりづらいと思うので、ちょっと具体的にこの概念を解説していきます。
あ、あと、本当にこんな独りよがりな記事にお付き合い頂いてありがとうございます。
でも共感してもらえたら、ちょっと明日から世界の見方が変わるんではないかと。
画素数が高いとどうなるか?
さて「画素数が高いとどうなるか」ということですが、箇条書きでいくとこんな感じになります。
- 目の前で起こることの、裏側のことを感じられるようになる
- 人の感情の裏側にあることを感じられるようになる
- 相手の意図を感じられるようになる
- 一つの商品がどれだけの苦労で作られているか感じられるようになる
- 感受性が豊かにある
- 感情が安定する
- ミスが減る
こんな感じのイメージです。
要するに、この世界で起きることの、機微を感じ取るということです。
同じ葉っぱの緑でも、葉っぱ一つ一つ、色は微妙に違います。
そういったことを感じ取れるかどうか。
ここに画素の高い低いの違いが現れてきます
画素数が低いとどうなるか?
反対に、画素が低いと、以下のようになります。
- 具体的なものしか頭に入ってこない
- 人の感情が読めない
- 受動的にサービスを消費する
- 反射的に感情が動く
- 相手の意図を感じ取れない
- 周りに流される
こんな感じになります。
動物的なイメージです。
画素が高い場合と逆で、機微を感じ取れないということになります。
画素数が高いと何がいいのか?
で、画素数が高いと何がいいのか、ということなんですが、つまりはこの世の中で起きることがものすごく鮮明に受け取れるということなんです。
人間は、五感を通して、脳みそを使い、外部の世界を認識します。
ここで大事なのは、
あなたが見ている世界というのは、あなたの五感というフィルターを通して見ている世界であって、
真実の世界ではない、ということです。
考えてみれば当たり前なのですが、視力がいい人と悪い人では、世界の見え方は変わってきますよね。
だから、この世の誰も、真実の、ナマの世界って、ありのままの形で見ることはできないんですよ。
じゃあ、ありのままの世界には何があるかというと、そこにはすべてがあるんですよね。
例えば、僕の目の前には、今、フェイクの観葉植物がおいてあります。
これがここに存在するまでには、ものすごい力学が働いています。
- はじめにフェイク植物を作ろうと思った人の気持ち
- フェイク植物でビジネスにしようと思った人の気持ち
- フェイク植物を作る工場の人の気持ち
- フェイク植物を売る人の気持ち
こういう抽象的な概念だったり
- フェイク植物の原料
- フェイク植物の塗料
- フェイク植物の植木鉢
などなど、気にすべき点は死ぬほど出てきます。
ありのままの世界は、一人の人間が認識しようとするには、あまりにも膨大な情報量が隠されているのです。
それを、画素が高いと、極力たくさん情報として認識することができます。
こうなると、脳みそは常にフル回転ですし、どんどん新しい気付きが出てきて、そこからどんどん世界が楽しくなり、よりはっきりと、ありのままの世界が見えるようになってくるのです。
そういう画素の高い人間は、魅力的ですし、頭も良さそうに見えますし、ビジネスはうまくいきます。
だから画素を上げるにこしたことはないのです。
画素数をあげるには「気づきの力」が必要
じゃあ、その画素とやらをどうやってあげようか?という話になります。
これには、まず「自分が見ている世界が全てじゃない」ということを深く認識すべきです。
ここに気づくことが第一歩ですね。
そして次に、とにかくいろんなことに気づきまくるといいです。
あ、このフェイクグリーン、よく見たら緑色がうまいことグラデーションしてるぞ、とか、土の部分は手抜きだな、とか。
そういう気づきが、画素を上げることにつながっていきます。
「気づきの力」を上げるには?
じゃあその気づきをたくさん得るためにはどうするか?
これは、とにかく今までと違う経験をたくさんするということです。
24時間365日、同じ生活リズムで生活していたら、その生活の中の画素が上がるのではなく、脳みそが死んで、画素がどんどん下がっていきます。
一方で、常に新しいことに挑戦し続け、いろんな刺激を脳に与え、いろんなことを学ぶと、脳が活性化していきます。
その活性化こそが気づきの力そのものです。
つまりは、どんどん新しいことに挑戦し、知らないものを見て、感じたことのない感情を感じ、常に進化していくこと。
これこそが現実をぼかさず、より鮮明に現実を認識し、よりはっきりと人生を楽しむコツなのでした。
いやいや、ほんとに、こんな記事にお付き合いいただいてありがとうございました。
ビジネスも頑張っていきましょう。