Facebook広告で審査に通るLPとはどんなものか?最新事例から分かった一番大事な視点を解説します|Nao's Blog
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Facebook広告で審査に通るLPとはどんなものか?最新事例から分かった一番大事な視点を解説します

こんにちは。Naoです。

Facebookマーケティング、順調ですか?

「順調です!」と胸を張って言える人、たぶん少ないと思います。

2018年12月頃から、審査がとても厳しくなっているのがFacebook広告。

Facebook社が審査部隊を増強しているという噂も流れています。

こうなると、「Facebook広告はもう終わり」という人も出てくるのですが。。

「○○はもう終わり」という人の意見は、まともに聞かないほうがいいですね。

「○○はもう終わり」で終わる人というのは、本質を理解せずに、上っ面のノウハウや他人の劣化コピーしかできない人です。

だって、いまだにFacebookで広告を出して、稼いでる人たくさん実在しますからね。

でも一方で、審査通らずに悩む方、たくさんいます。

というわけで、現在もガンガンFB広告使いまくっている僕が推測する2019年序盤におけるFB広告の審査基準についてお話していきます。

最近のFacebook広告審査の傾向は?

経験則上、少し前のFBの審査はほとんど機械がやっているような印象を受けました。

「1ヶ月で月収○○円増えた」とか書くと、その構文が入っているだけでアウトになっていた時期があったんです。

なので、そういう文章を消したりして、再審査をすることで通るようになっていました。

ですが、最近は一度審査に落ちたLPの中から、あやしい文章だけを消してもなかなか通らないんです。

それでどうするかというと、ファーストビューを変えたり、デザインの色調を変えたりすると通ったりするんですね。

どういうことかというと
「Facebook広告の審査が非常に主観的になっている」
ということなんです。

理由は簡単です。

Facebookの目視の審査部隊が強化されたからです。

人間が目で見てチェックするとなると、内容の真偽よりも、見た目の信頼性が重視されるようになります。

その理由も簡単で、審査部隊を新設したとすれば、彼らは1日中部屋にこもって審査に出されたLPをみるわけです。(※あくまで推測の域を出ないことはお伝えしておきます)

いちいち文章とか読みたくないですよね?
あなたがそこで働いていたら、効率化したいですよね?

じゃあどうするかというと、まともそうな雰囲気のLPなら通しちゃうわけです。

僕は本当に単純作業とか好きじゃないので、もしそういう審査の仕事をするようになったら、とにかくノルマとかを終わらせるため、細かく見ないで雰囲気で判断してバサバサさばいていきますよ。この感覚、おそらくわかりますよね?相手も人間ですからね。

では、そんな最近のFB広告の審査を切り抜けるために必要な、3つの視点をお話していきましょう。

そのLPに魂はこもっているか?

1つ目の基準。

「そのLPに魂はこもっているか?」です。

少し根性論的な話になります。

素人が作ったようなダサいデザインだったり、文章が誤字脱字だらけだったり、ファーストビューの構成がなんかちぐはぐだったり。

まだ審査がゆるい頃は、こういうLPでも審査に通っていました。

ですが、最近は見かけません。

理由は、「魂がこもっていない」=「細かいところがなんか違和感」=「目視の審査員が『まあこれは適当な個人がやってるんだろう』と判断する」=「審査に落ちる」という流れが成立しているからです。

魂を込めれば、細部に神が宿ります。

魂を込めれば、誤字脱字はなくなります。

魂を込めれば、見やすい改行になります。

魂を込めれば、せめて違和感のないカラー配置になります。

魂を込めれば、自分にデザインセンスがなければ、デザインを外注します。

結局のところ、魂が込めれられているかどうかは、見ればなんとなく判断されてしまうので、仮にあなたが魂を込めたくなかったとしても、魂を込めてるっぽい外見は整えたほうがいいです。

つまるところ、魂を込めたほうが圧倒的にお得でコスパが良いです。

そのLPは誰かの役に立つか?

広告というのは、「その素晴らしい商品にまだ出会っていない人に、その商品を知る機会を与えてあげる、素晴らしいツール」であることを忘れてはいけません。

素晴らしくない商品を提供しているのであれば、広告費は無駄になりますから、やめたほうが良いです。

もちろん、世の中にあるほとんどの商品は素晴らしいと思います。

経営者なり起業家なりが、「時間」と「金」という「ほぼ命」をかけて作ったサービスが、素晴らしくないわけがないんです。

要は、自分の商品が素晴らしいという前提があったうえで、それを説明するLPも、読み手の役に立つものであるか?ということが重要です。

ちゃんと、商品の説明になっていないとダメなんです。

ちょっと前によく見かけた、「○○したら月収100万円になりました」っていう系のLP。

これって、「月収100万円になった」っていう結果ばかり見せるLPで、具体的に何をどうやって行動したら月収100万円になる、ということが書かれていないんですよ。

「月収100万円になったらお金がたくさんあって楽しいよ」としか書かれていないLP、クソの役にも立ちませんよね。

「こうやってこれをこういうふうにしてこのくらいまでしっかりやったらお金稼げるようになりました。より詳細に手取り足取り教えるサービスを提供しています。興味のある方はこちら」という形式じゃなきゃ役に立たないんですよ。

このポイントは公式にも書かれていることなので、非常に重要です。

審査に落ちて問い合せると、

こんにちは、 ご連絡ありがとうございます。あなたの広告は、広告に関連付けられているURLで次のことが宣伝されているため、承認されませんでした。 ほとんど、あるいは、まったく何もせずにお金を得ることができる、または、裕福になれること。 収益を上げる方法または価値が作成される方法(販売する製品やサービスなど)が明示されていない不明瞭なビジネスモデル。 販売する明確な製品がないマルチ商法のビジネスモデル。広告では、宣伝されている収入につながるビジネスの機会を明確にする必要があります。「今すぐ高収入」といった、投資をほとんど必要とせずに報酬を得られるというような広告(在宅ワーク、ピラミッド商法など)や、収入を獲得するための宣伝コンテンツは禁止されています。これは、不明瞭なビジネスモデルによるメンタリングプログラム、コーチングプログラム、アフィリエイトプログラム、またはその他のパートナーシップに対しても適用されます。広告のリンク先のウェブサイトで、ビジネスモデルと参加のプロセスを完全に説明する必要があります。

このように、結構親切に教えてくれます。

着目すべきキーワードは、「不明瞭なビジネスモデル」ということです。ちゃんと明瞭にしないと、ユーザーは自分の役に立つかどうか、判断できないんですよね。

そのLPは意味が具体的に分かるか?

上の段でお話した、役立ち度が前提で、そのことを具体的に示す必要があります。

たとえば物販やってるなら、メルカリなのか、Amazonなのか、輸入なのか、なんなのか。

ブログで稼ぐというなら、SEOで集客するのか、オウンドメディアの作り方を教えるのか、トレンドアフィリエイトを教えるのか、などなど。

具体性がないと、不明瞭なので、審査に通りません。

「web上に資産を作って、月収100万円」みたいなのも、まあ分かる人には分かるんですが、普通に考えたら意味わからないじゃないですか。

せめて、「web上に、どんなジャンルでも良いから、誰かの役に立つ情報をまとめたブログを作ってアクセスを集め、そこにGoogle Adsensなどの広告を貼って、クリックしてもらうことで広告収入を得る方法です。これを一生懸命継続すると月収100万円になることも全然夢じゃないんです。本当です。」と書かないと、意味わからないんですよ。

っていうか「webマーケティング=コミュニケーション」ということを忘れないほうがいい

ここまでいろいろ書いたんですけど、ほんとに一回冷静に読み返してみてほしいんです。

リアルな友達に、自分のコンサルサービスとか売ろうと思うじゃないですか?

友達に、「月収100万円になる方法、俺から買わない?」とかいきなり聞いて回ったら、まず間違いなく友達失いますよ。

そんな友達いたら、絶対ヤバイ奴認定するじゃないですか。

もしやるにしても「実はweb上に、どんなジャンルでも良いから、誰かの役に立つ情報をまとめたブログを作ってアクセスを集め、そこにGoogle Adsensなどの広告を貼って、クリックしてもらうことで広告収入を得る方法があって、俺はそれを結構頑張ったから月収100万円になったんだ。この方法興味あったら買ってみない?」と、ここまで話すじゃないですか。

これをwebになった瞬間忘れちゃう人が世の中大半です。

本当に大半です。

学歴が高かったり、職歴が誇らしかったりするwebマーケターでも、普通に抜け落ちてる人結構います。

だからこそ、webマーケティング=コミュニケーションをしっかり落ち仕込んで実践できるようになるだけで、圧勝できますよ。

圧勝しましょう。

ABOUT ME
nao
東京大学卒業後、メガバンクに勤務。在職中に副業としてアフィリエイトを開始。報酬が青天井の世界にのめり込み、独立。現在は、コンサルから縁を頂いた某メーカーの代表として経営実務にも従事。副業・個人事業・会社経営それぞれのフェーズで必要なマインドセット・ノウハウについて、実体験に基づく良質な情報を発信していきます。

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POSTED COMMENT

  1. CN より:

    はじめまして。
    2ヵ月前からFacebook広告を弟に教えてもらいながらやっているCNと申します。弟は2、3年前からやっており、かなり稼げてたみたいですが、最近ではNaoさんが仰る通り審査が通りづらい状況です。通ってもBANだとか..
    Webマーケを始めたきっかけは弟が教えてくれるとのことで始めたのですが、現在では、私の覚えが悪い性か、苛立っているのが伝ってきてなかなか聞けない状況です。ただやる気はありweb関係の学校に説明を聞いたり、自分で調べたりやっておりますがなかなか道が見えなく今回コンタクト取らせて頂きました。
    雑用など何でもやりますので勉強させていただくことはできないでしょうか。
    ご連絡頂けたら幸いです。

    • nao より:

      CNさま

      コメントありがとうございます。

      現在はちょっとそういうスタッフ的なのは募集していませんが、そのうち募集するかもしれません。

      その際はメルマガで案内を流すので、とりあえずメルマガ登録しておいてください。

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