トレンドアフィリエイトを周りで再開するひとが増えてきました。
Googleのアップデートで特定ジャンルに依存していた人が収益ダウンの憂き目にあい、トレンドアフィリエイトに参戦してくるケースですね。
その中で、どんな教材を学んだらいいか?という相談を受けたりします。
有名なのは、下克上という教材ですね。
今回の記事では、下克上という教材の本質的な位置づけと、そもそもトレンドアフィリエイトの本質ってなんだっけ?ということについて書いていきたいと思います。
そもそもトレンドアフィリエイトの本質って何?
下克上の話に入る前に、そもそもトレンドアフィリエイトって何?という話をしたいとおもいます。
トレンドアフィリエイトは、ブログに多くの人が知りたい情報をまとめて、アクセスを集め、それによりGoogle Adsenseなどの広告を貼ってマネタイズするもの。
コレに尽きます。
で、トレンドアフィリエイトで稼ごうと思ったら、以下のような知識・ノウハウが必要になります。
多くの人は何を知りたがる?
多くの人が知りたがる情報をどうやって探す?
その情報をどうやって効率的に多くの人に見てもらう?
さらに、これをどんどん具体的にしていくと、やるべきことが明確になるわけですね。
ただ、外してはいけないのは、
「ブログに多くの人が知りたい情報をまとめて、アクセスを集める」ということ。
マネタイズは広告タグ貼っておけばいいので難しくありません。
一番大事なことが
「ブログに多くの人が知りたい情報をまとめて、アクセスを集める」
であるということを一番の中心に据える必要があります。
下克上の本質的な位置づけって?
下克上は、トレンドアフィリエイトのなかでいえば、入門の教科書です。
ブログの設定方法なども書いてあります。
こういった情報は、初心者としてはとても有益です。
ないと、進められませんので。
ですが、一方で一番重要な部分を思い起こさせづらい作りになっているなと感じることがあります。
勉強で考えてみると…
たとえば大学に合格するという目標があるとします。
大学合格は一つの結果です。
結果の前には、状態があります。
その大学に入るだけの学力を得ている必要があるわけですね。
これをトレンドで10万円稼ぐことに置き換えると、10万円分のアクセスを集められるように情報を提供する必要があります。
で、問題なのは、いくら三角形の面積を計算する公式を覚えても、大学合格レベルの能力にはなかなか到達しないんですよ。
数学の話で言えば、真の意味での天才は、1+1からすべてを組み立てての真理に到達出来るとは思いますが、普通は無理です。
トレンドで言えば、「Yahooからニュースを拾ってくるんだよ」とだけ教わって、多くの人が検索してまで知りたくなるネタを正確に抜き出せるようになるのは無理なんですね。
真にマーケティングセンスに優れた人なら、もしかしたらできるかもしれませんが、普通は無理です。
そういうことなんです。
下克上だけでトレンドアフィリエイトである程度の収入を稼ぐというのは、最初に学校で配られる指定教科書だけで大学に合格しようというのと同じです。
実際には、参考書を買ったり、塾に行ったり、学校の先生を質問攻めにしたりして、みんななんとか合格していくわけです。
トレンドアフィリエイトの本質が分かると、応用が効く
大事なのは、「どういうネタがどれだけの人の関心を集めるか」ということです。
これをマスターすると、例えば「ワイドショーで連日放送されるネタの注目度はこのくらい」とか分かるようになりますし、「twitterで一部のユーザーの間でホットな話題はコレくらいのアクセスを集める」ということも分かるようになります。
そうすると、今度自分が特化ブログなり、自社商品なりで商売をしようと思ったときに、どれくらいのリーチが見込めるのか、とかそういったことの推測ができるようになってきます。
また、そこに広告をかければ、どのくらいの見込み客を呼び寄せるのか、ということも推測できます。
youtubeのチャンネル登録者数がこれくらいいれば、このくらいの利益を出すことができるだろう、とか。
メルマガのリストがこれくらいあれば、このくらいの利益を出すことができるだろう、とか。
要は、インターネットという市場の全体感を掴むことができるんです。
こうなれば、現代のビジネスはある程度制したのと同じです。
戦略がつかめるからです。
そういう意味でも、利幅は薄いですが、最も広くインターネット市場を知れるトレンドアフィリエイトというのは、ビジネス入門としても最適です。
本質を理解していれば。
そういう観点で行くと、下克上だけではちょっと物足りないかな、というのが、僕の偽らざる実感です。