こんにちは。Naoです。
ここ数ヶ月ブログらしいブログを全く書けていませんでした。
この数ヶ月は通販事業の経営面でポジティブな大きな動きがあったり、別事業としてアフィリエイトを本格的に再開したり、また新しい事業に着手したり、コンサルティングの依頼が増えてきたりと、なかなか忙しく仕事をしていました。
チャットを通した仕事がメインだった昨年と比べ、今年は対面でお話しして仕事を進めていく機会も増えてきました。
僕は銀行員時代は、毎日のように複数のお客さんのところへいき、対面でセールスや提案をしていましたし、上司への報告も口頭で行うことが多くありました。
霞ヶ関にいた頃は、ひたすらパワポやワードで上司へ報告していました。国会で大臣が喋る内容も文章で書いてましたね。
そんなカタイ世界から一転、アフィリエイトの記事LP作ったり、SEOライティングしたり、IT屋さんとの会話したり、いろんなリテラシーの人と会話をしたり、格段にコミュニケーションの幅が広がったと感じます。
そんななか、最近対面で新規事業の提案をしていると「なんだか昔よりもうまくしゃべれるようになっているぞ」という感覚になります。
昨年は引きこもってチャットワークひたすらしていたにもかかわらずです。
おそらく、そう思うに至ったのは、掲題の通り「webライティングも業務連絡も恋愛もセールストークも本質は全部同じ」であり、このことについてかなり考えてきたからではないかと思っています。
今回の記事では、そのことについて書きたいと思います。
「コミュ力が高い」という状態は「よどみなく喋れる」という状態とイコールではない
大学生がよく勘違いしている印象です。
「よどみなく喋れる人がコミュ力ある」という考え方。これは間違っています。
いくら合コンで沈黙を作らずに会話を回せたとしても、それは沈黙という「対象物」を埋めているだけ。
コミュニケーションというのは「communi」という「相互の」という意味が入っています。
相互理解を促進するためのツールがコミュニケーションです。
コミュ力が高い人というのは、「相互理解を高いレベルで実現させる意思の受発信ができる人」というのが、紛れもない定義です。
webライティングも業務連絡も恋愛もセールストークも全部「コミュニケーション」
「相互理解を高いレベルで実現させる」ということができれば、実はwebライティングも業務連絡も恋愛もセールストークもすべてうまくいきます。
webライティングとは?
webライティングの本質は「情報発信する側と、情報を受容する側の情報格差をなくす」こと。
情報を発信する人は、その発信によって、その情報を受容した人になんらかのアクションを起こしてもらいたいわけです。
そのアクションをとってもらうために、必要な情報を受容者に伝わるように提示し、理解してもらえるように文章を構成していく必要があります。
webの場合、不特定多数がみているので、ほとんどの人に伝わりやすいように平易な文章で書く必要があります。
業務連絡とは?
業務連絡も「情報発信する側と、情報を受容する側の情報格差をなくす」という点で同様です。
部下が最前線にたち、上司がそれを元にアドバイスやフォローを行い、全体としての業績をあげていくスタイルの会社であれば、この業務連絡の質次第で業績が変わります。
もしあなたが部下の立場であれば、上司がどこまで知っていて、どんな状況にあって、何を判断基準に置いているかをよく知った上で、上司が求める情報提供をする必要があります。
いわゆる仕事ができる人は、このコミュニケーション力がとても高い。
上司からすれば「欲しいタイミングで欲しい情報を報告してくれる」という点で、その部下に対する評価が上がります。
恋愛コミュニケーションとは?
こちらはより感情的な要素が強くなっていきます。
基本的に恋愛に置いては「どちらかの恋愛感情が強く、どちらかの恋愛感情が弱い」という状態が常に続きます。
これを「双方一定以上かつ同程度の感情レベルに合わせる」ためのコミュニケーションが必要となります。
自分を好きになってもらいたい相手がいれば、相手の感情レベルをしっかり見抜き、感情が盛り上がるような行動や言葉を与えていくことが重要です。
セールストークとは?
セールストークも恋愛に近く、感情的な部分が大きいです。
人は感情でモノを買います。
「世の中の購買行動の70%は衝動買い」というデータが示すように、人間お金を払うときはきちんと脳が機能していないのです。
なので「買いたい」と思ってしまえば買うので、恋愛同様「買いたい」と思ってもらうような行動や言葉を投げかけていきます。
コミュ力を高くするための3つのポイント
前段でwebライティング、業務連絡、恋愛、セールストークと4つの種類のコミュニケーションをざっくり紹介しました。
この4つのコミュニケーションは本質が同じです。
これからその本質を踏まえて、どのようにコミュ力を磨くべきか3つのポイントにまとめます
① 相手が何を知っているかをよく見極める
まずは相手が何を知っているのかをよく見極めることが大事です。
相手の知らないことをまくしたてても、相互理解は深まりません。
相手の知らないことを説明するには、相手の知っていることをベースに、知っていることと知らないことの差を埋めてあげる必要があります。
相手が何を知っているかによって、こちらがどのような言葉を使えば良いかが決まってくるのです。
例えば、広告運用の知識が全くない人に「CPCが100円以下を目指しましょう」と言っても通じません。
例えば、金融知識が全くない人に「DCF法を使えば御社の企業価値は○○円になります」などとまくしたてたら、人間関係すら壊れる可能性があります。
相手の知識水準に合わせてコミュニケーションを取ることが何より重要です。
② 相手がどんな感情なのかをよく見極める
相手の感情を見極めることも大事です。
言い換えれば「熱量」を見極めることが大事です。
webライティングで言えば、SEOでわざわざ検索してくるほどの熱量がある人なのか、SNS広告でふと気になってなんとなくみているだけの人なのか。
恋愛で言えば、基本的なレベルとして、ファーストコンタクトなのか、何度かデートを重ねたあとなのか。
応用編として、相手の表情・服装はどうか、そこまでのやりとりの熱量はどうか、なども判断材料になるでしょう。
③ ①②を踏まえ、自分が相手と同じリテラシー及び感情だった場合、何を与えられれば満足するか考えて実行する
①②の「相手の知っていること」「相手の感情」をきちっと把握することができれば、コミュニケーションで大事な80%はクリアできています。
あとは残りの20%、それらを満たすような言葉を投げかければ良いのです。
その際のコツは、①②を自分自身が満たしている場合、どんな言葉を投げかけられれば、自分が狙った行動を取るだろうか?ということをリアルに想像するということです。
ここで想像力が必要となるのです。
この想像力が弱い人は、ありきたりですが小説や映画をよく見ると鍛えられます。
まとめ
コミュニケーションは、全ての人間活動の根源にあります。
コミュニケーションを制するものは人生を制する。
人生を制するものは、ビジネスを制する。
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