最近、通販事業の方でまたFacebook広告結構にらめっこしてます。
で、そのなかで改めて「ブランド認知広告」が結構よいなと。
あなたは使ったことがありますか?
この左上のこいつです。
これ、かなりいいです。
特にマーケティングファネルを全部意識しなきゃいけない通販事業の人や、自社商品を持っている人はおすすめですね。
イメージですが、年商数千万超えてくる通販やってる人はかなり役立つはず。
まずマーケティングファネルのおさらいを簡単に
これがマーケティングファネルです。
上から順に、お客さんの関心が濃くなっていく。
そして、上の部分は、Facebook広告でできることですね。
コンバージョン・トラフィックは結構下の方だったりする
ここで考えるべきは、比較検討・購入まで行く人たちは、実はかなり少数派。
トラフィック出稿時のCTRを考えてみてほしいのですが、どんなに良くても10%。平均は3〜5%程度じゃないでしょうか。
100いるうちの10しかクリックしてくれないのです。
クリックもコンバージョンも、実はファネルの上部の逆三角形でいえば、結構下の方にいるわけです。
そういう意味で、実は上の図はちょっと間違っていて、
このくらいの構成になってるんですよ。
それなのに、みんな成果としての数字が見えるから、トラフィックやコンバージョンで下の少ない層ばかりを狙って広告をだし、フリークエンシーがどんどん上がる事態に陥る。
そうすると、この比較検討&購入の層が、下方圧力がかかっているかのようにどんどん下に追いやられ、「狩り尽くす」という事態が発生します。
そこに現れる救世主がブランド認知広告です。
たるんだファネルを押し戻す!ブランド認知の想起リフトで新規層をどんどん注入
ブランド認知広告は「想起リフト」という目標をもって、配信先を決めてくれます。
これは、Facebookが「この人は広告を表示させたら2日後でも覚えていてくれそう」と思う人を勝手に選んで配信してくれる広告です。
なので「なんとなく興味を持ちそうな人」「2日後も広告の存在を覚えていてくれそうな人」の数を増やすことが広告の目標値となり、それが「想起リフト」とよばれる指標になります。
この想起リフト、良いクリエイティブであれば1リフト1円とかでいけたりします。
つまり、5000人に広告を印象付けようと思ったら、5000円だけで良いわけです。
あなたも、ふと見た広告から気になって買ったことありますよね?
でも、あなたがまだ見ぬ商品であなたが買うべきはこの世にたくさんあるわけです。
その商品は今頃、すでに買っているユーザーに近い人達の周辺でガンガン表示され、一度も目にしたことがないあなたは、その商品がこの世に存在していることすら知らないわけです。
それ、困らないですか?
でもそれは、トラフィック広告やコンバージョン広告しか出していない、マーケターの責任です。
逆に言えば、ブランド認知を適切に出すことによって、ファネルの上の「マス層」から、比較検討してくれる「少数層」にどんどん人を注入してくれるようになるのです。
ブランド認知、オススメの使い方
これのオススメの使い方は、除外設定をうまく使うことです。
おそらくトラフィックやコンバージョンは出し尽くしていることでしょう。
あなたの広告が表示されるユーザーは、すでに何度も広告を見ているし、何度もサイトに訪れているはず。
であれば…。
これまで一度でもあなたのサイトにアクセスしたことのある人を除外し、それ以外のファネルのでっかい上の部分だけ指定し「想起リフト」してくれそうな「新しい人」にどんどん広告を見せてくれるといいわけですね。
なので除外設定大事です。
このときに、その新規層にどんなメッセージを見せるかというのも、とても大事ですね。
ブランド認知なので、ファーストコンタクトとても重要です。
こんなことも考えながら、ぜひぜひたくさんマーケティングしてGDP上げましょう。