Facebook広告のアカウント停止リスクについて解説していきます。
結論を先にいうと、
「うさんくささを排除しよう」
ということです。
デジタルマーケティングの初心者は、
どうしてもデジタルなので
機械を相手にしていると思いがちなのですが、
機械相手にやっててもお金稼げません。
機械に決定権は今のところないんです。
だから常に人間相手のビジネスであることを意識していく必要がありますね。
Facebookの利益を考えよう
Facebookは慈善事業ではありません。
れっきとしたビジネスです。
というか、最強レベルのビジネスモデルです。
彼らの邪魔をするようなことをしたら、
Facebookの世界からつまみ出されるのはある意味当たり前ですよね。
だから、自分が出す広告はFacebookの利益に資するかを考える必要があります。
どういうことかといえば、
「Facebookのメディア価値はユーザー数にある」
なので、
Facebookのユーザーが減るような広告は、
たとえどれだけお金を落としてくれる広告主でも
困るわけです。
つまりは、
ユーザーを騙したり、
ユーザーを不快にしたり、
ユーザーが損害をこうむる
「ように見える」広告は、
いくら内容が正しかったとしてもダメですし、
いくら広告費用を投じていても優遇されません。
やっかいなのは、
その判断が「Facebookの中の人の目視」になることですね。
これには傾向があるので、
そこを見ていきましょう。
やっちゃいけないことを抑えよう
中の人が目視をするといっても、
ある程度のガイドラインがあります。
まずは、これをやっては絶対ダメというものを紹介します。
数字の保証
「月に100万円儲かりまっせ!」
「1週間で10キロ痩せまっせ!」
みたいなのはダメということです。
100%の再現性がないですから。
万が一100%の再現性があっても、
残念ながら認められません。
Before After画像
ダイエット商品、
美容商品、
育毛商品
などなど、
「使ったらこうなりました」
という画像をみせるのが最強なんですが、
これはもうだめです。
ダメなものはダメです。
Afterだけ使うのは審査が通ってますね。
効果の保証
効果の言い切りは基本的に薬事法的にアウトです。
薬事法学ぶのが大変だよ、という人は、
とりあえず公式LPに書いてある言い回しを真似しましょう。
対象の指定
「〜なあなたへ」みたいなのはよくないです。
コピーライティング系を少しかじったことがある人は、絶対に「あなたへ」と使いたくなると思うんですが、見出しやテキスト、記事タイトルで使わないほうがいいです。
個人的にはなんでダメなのかちょっとわからないんですが、「あなたへ」って入ってると通らない可能性がかなり高いです。
やったほうがいいことを抑えよう
基本的には、Facebookもコンテンツビジネスなので、良いコンテンツ・信頼できるコンテンツ感を出していくことが重要です。
特商法の記載
まあそもそもやらないといけないことですが、やっていない人もいるので、やりましょう。入れるのと入れないのとでは明確にやられる可能性が違います。
ページデザイン
背景白で、タイトルもただの太字、ヘッダーもなし、みたいなページは、なにも個性がないので、価値が低いです。
いい感じのデザインにしたほうが、信頼性が高まるのはある意味当たり前ですよね。
Facebookページの充実
広告の左上にあるアイコンをクリックするとFacebookページに飛びますが、これはしっかり整えたほうがいいです。
結構クリックされるのですが、そこがスカスカだとうさんくさいじゃないですか。
信頼を得るのが大事です。
念を込めろ
スピリチュアルな感じのことをいいますが、気合を込めて作られたコンテンツには念がこもります。
これって、もはや無意識レベルで感じるものです。
「この文章は本当のことを言っている気がする」
「このブログは丁寧に作られている気がする」
こういう信頼性は非常に大事です。
信頼性のあるデザインを作ろうとすると難しいですが、きちっと妥協なく作れば、自然とそうなります。
そういうものって、殺されづらいです。
審査担当も人の子です。
「この広告止めたら、申し訳ないな…」
と思われるレベルのものを作成すべきですね。
まとめ
要するに、ビジネスは人の感情がすべてです。
感情レベルで信頼できるものが良い広告です。
デジタルマーケティングの世界では、ひどいものが多いので、そこをきっちりやるだけで勝てます。
人の感情をしっかり拾って、ビジネス加速していきましょう。